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2016.07.28

樽生ビールはデリケートです。

ビールの泡は、ジョッキに注がれたビールから逃げる炭酸ガスをしっかりと抑え、空気と触れ合ってビールの味が落ちるのを防ぐ蓋の役目をしています。

炭酸ガスはビールの持つ複雑な味をまとめ、美味しい味だけを感じさせてくれますが、非常に抜けやすい為に、メーカーから出荷される時には樽の中に多目に炭酸ガスが封じ込めてあります。ですから、ジョッキに注ぐ時にこの炭酸ガスを少し抜いてあげ、クリーミーな泡で蓋をすることによって、ソフトな口当たりで余計な苦みもなくスッと喉を通る美味しいビールがお出しできるのです。

この一杯に48年間積み上げてきた「ぴるぜん」のノウハウが凝縮しています。ビールの上手な注ぎ方は、ビールになくてはならないこの泡をいかに綺麗に、適度に作るかにかかっています。ドイツではこのきめ細かな泡をブルーメン(花)と呼んでいるほどです。

この泡は、麦芽の中のタンパク質が分解されるときに生まれる「起泡タンパク」と「ホップ樹脂」が交わることで作り出されます。ですから、同じ醸造酒でも麦芽とホップを主原料とするビールだけが、あの独特のクリーム状の白い泡を特徴として持っているのです。

お飲みになるときには、せっかくの泡をススったりしないで、上唇で泡を押しのけて、下の液体を舌の上を滑らかに滑らせるようにして喉に送り込むのが美味しい飲み方です。

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